ホームページ制作
集客できる塗装会社のホームページ制作方法を徹底解説
公開日:2022/11/15
最終更新日:2024/10/15
こんにちは。
工務店、リフォーム会社のホームページ集客支援のゴッタライドです。
ホームページやSNSを利用して集客をする塗装会社が増えてきました。しかし、ホームページ集客が成功している塗装会社は、まだ多くはないのかもしれません。
その理由は、ただホームページを制作しただけ、とりあえず用意しただけになっている会社が多いからです。
今回は、
「ホームページをつくったはいいものの、反響が来ない…」
「集客ができるホームページをつくりたい…」
と思う塗装会社の方に向けて、集客のできるホームページの作り方についてご紹介します。
ホームページの目的と役割を明確にしよう!
塗装会社が、ホームページを制作するうえで、はじめにすべきことは、ホームページが会社にとってどんな役目を果たしてくれて、どんな目的で利用するのかを明確に決めておかなければなりません。
例えば、塗装商品紹介などを目的とした、『名刺代わり・パンフレット代わりのホームページ』と、塗装商品販売などの集客を目的とした、『営業マン代わりのホームページ』とでは、戦略づくりや構成の仕方がガラリと変わってきます。
ホームページをつくる前に、目的・役割をしっかりと決めておかないと、制作している途中で方向性を見失い、いい加減なホームページになってしまいかねません。
まずはじめに、塗装会社にとっての、ホームページの目的と役割をご紹介しますので、自社のホームページは、どの目的に当てはまるのか、どの役割に当てはまるのか、考えてみてください。
塗装会社ホームページの目的〜なんのために?~
塗装会社のホームページには様々な目的があります。その中でも主要な目的を事例と共にご紹介します。
名刺代わり
名刺代わりのホームページとは、会社案内や事業紹介のために制作するホームページのことです。お客様や企業、採用候補者など、あらゆるユーザーに対して自社を紹介することを目的としたサイトで、コーポレートサイトとも呼ばれています。 会社情報や連絡先、住所など必要最低限の情報が掲載され、すっきりでシンプルなサイトが一般的です。 ◆参考サイト↓
パンフレット代わり
パンフレット代わりのホームページとは、営業マンがお客様に対して、商品やサービスを説明するときに、紙のパンフレットやカタログの代わりに使用するためのホームページです。 お客様が使いやすいサイトより、営業マンがお客様に対して説明しやすい、理解してもらいやすいホームページが理想です。 ◆参考サイト↓
集客のため
集客のためのホームページは、「お問い合わせ」「資料請求」「来店予約」「イベント予約」など、お客様に具体的なアクションをしてもらうためのホームページです。お客様の興味関心を高め、行動に移してもらうためにはしっかりとした戦略づくりが必要です。 ◆参考サイト↓
社員を募集するため
以前は、集客のためのホームページなどと同じサイト内に、採用情報を入れているのがスタンダードでしたが、今は就職者や転職者に向けて、別サイトで求人を目的としたホームページをつくる会社が増えてきました。 会社の方向性や体制、働く環境や会社の制度などがはっきりと分かることが重要です。 ◆参考サイト↓ https://recruit.tokaikougei.net/
塗装会社ホームページの役割〜なにを受け持っているのか?~
塗装会社ホームページには、様々な役割があります。ホームページの主な役割をご紹介します。
広告
ホームページは、会社や商品、サービスを知ってもらうための広告としての役割を担っています。お客様の要望に合った商品紹介や魅力を伝えることで、より反響が高まります。
広報
ホームページには、ブログや新着情報を投稿できます。それによって、社外・社内両方に向けて情報を発信することができるため、広報的な役割も担っています。
営業
24時間365日いつでも、お問い合わせや資料請求を受けつけてくれる営業マンの代わりをしてくれることがホームページの最大の役割です。
人事
採用サイトに会社情報や、採用担当からのメッセージ、働く様子などを明記することで、採用サイトが、人事担当の窓口の代わりになってくれます。
塗装会社のホームページで必須!集客につながるコンテンツとは
塗装会社のホームページは、ただ見た目がかっこいい・お洒落なだけでは、集客につながるホームページになりません。見た目がいいのは当たり前で、集客につながるホームページにするには、SEO対策をして検索上位表示をさせ、お客様にホームページにアクセスしてもらい、見積り依頼や資料請求、お問い合わせに結び付けることが必要です。
では、具体的に、塗装会社のホームページで、集客につながるコンテンツをご紹介します。
塗装会社の施工事例
塗装会社がホームページで集客をするには、必ず施工事例が必要です。
家を建てる会社を決めるときに、施工事例を見てどんな家を建てているのかを見て判断すると同じように、お客様は、塗装会社を決めるとき、どんな施工をしているのかというのを見て、お問い合わせするか否かを判断します。
また、塗装会社の施工事例は、施工前のbeforeと施工後のafterの写真や文章が掲載してあると、よりいい印象を持たれます。
さらに、施工事例が100件以上と多い場合には、「地域別」「カラー別」「施工箇所別」「ハウスメーカー別」などのように、カテゴリー分けをして施工事例を見せると、お客様の求めている施工事例が探しやすくなるので、より集客に結び付く可能性が高くなります。
地域名を入れることにより、SEO対策にもなるので、施工事例はカテゴリー分けしてみせるようにしましょう。
◆参考サイト↓
https://www.ohashi-bisou.co.jp/works
入れるべきカテゴリー 地域(○○市…) カラー(ホワイト、シルバー、オレンジ…) 施工箇所(屋根、外壁、雨どい…) 建物(平屋、2階建て、マンション、戸建て…) 会社別(○○ハウス、○○工務店)
塗装のプラン
お客様が塗装会社を決める際に、気にすることが、塗装にかかる費用・プランです。
どのような工事内容で、どのくらいの費用がかかるのかを明記することで、他社との比較要素になり、お客様の判断基準ができます。工事内容や費用が詳細であればあるほど、お客様は良心的で安心できる会社であると判断されやすいので、塗装の費用やプランはコンテンツに入れておきましょう。
また、費用と合わせて、期待耐久年数や保証年数も追記しておくことで、どのくらい長持ちするのかが分かるので、耐久年数は入れておくようにしておきましょう。
◆参考サイト↓
https://www.ohashi-bisou.co.jp/plan_cat/wall
入れるべきカテゴリー 費用 塗料名称 工事内容 耐久年数 保証期間
お客様の声・評価
塗装会社で集客の良し悪しを決めるのが、お客様の声や評価です。
食べたことのない飲食店に行くときに、口コミや評価を見て、そのお店を判断するように、塗装会社を決めるとき、お客様は、実際のお客様の声や評価を気にします。
お客様により安心してもらえるように、実際に施工をしたお客様にアンケートを取り、それをホームページで掲載したり、お客様に直接Googleの口コミを記入してもらうといいでしょう。
ただ、「よかった。」「満足した。」「きれいになった。」など、端的な内容だと、逆に仕込みだと思われてしまうので、具体的にどこがよかったのか、どんな対応がうれしかったのかなど書いてもらうようにしましょう。
◆参考サイト↓
https://kento-reform.com/voice
塗装会社のスタッフブログ
塗装会社のホームページで意外に多く見られているのが、スタッフブログです。
ブログは、会社の最新情報や、施工事例の紹介や塗装に関する豆知識、スタッフの人柄など、お客様にとって役に立つ情報を発信することができます。
また、たくさんのブログ記事を書くことにより、キーワードが増え、SEO対策にも役立ちます。ブログをたくさん書くことで上位表示され、アクセス数が伸びます。ブログを閲覧する人は、実際のお客様ではなく同業者や、関係のない人もアクセスする可能性があるため、アクセス数が伸びたからと言って、必ずしも反響が増える、集客できるということはありませんが、ブログコンテンツがあった方が、よりお客様にも安心感を与えられるので、入れておきましょう。
◆参考サイト↓
https://www.okegen-paint.com/blog
選ばれる理由
塗装会社の集客のカギとなるのが、選ばれる理由のコンテンツです。選ばれる理由がホームページにあることによって、自社の姿勢やお客様に対する想いなどが伝わり、信頼性や安心感を得ることができます。
また、自社にとって当たり前のことを、言語化することで、自社の価値や強み、良さが新たに発見できるかもしれません。
選ばれる理由の書き方として、商品紹介や会社の良さを論理的に説明するだけでは、お客様の心が動かないので、ストーリー性のある書き方にすると、他社との差別化にもなり、お客様に選んでもらいやすくなります。
例えば、
「会社を立ち上げた経緯」
「創業当時から今までの道のり」
「過去の失敗を活かして今こうなっている」
など自社ならではのストーリーがあるといいでしょう。
◆参考サイト↓
会社案内
最後に、集客するために必要なコンテンツは、会社案内・会社概要です。
会社案内や会社概要のコンテンツは、塗装会社にとって、自己紹介的な役割を果たすので、ホームページには必須のコンテンツになります。ある程度記載する内容は、決まってはいますが、適当に書いてしまうと、信用度や安心感が欠如してしまうので、お客様が知りたい情報をしっかりと載せましょう。
◆参考サイト↓
https://www.gaiso-muku.jp/company
入れるべきカテゴリー 代表あいさつ 企業理念、事業紹介 沿革 アクセス(Googleマップ) 会社概要(会社名、住所、電話番号、設立…など)
塗装会社のホームページのデザイン
塗装会社のホームページをどんなデザインにすればいいのか、お悩みの方へ、ゴッタライドの実績紹介とともに、様々な塗装会社のホームページを、38選まとめたブログがありますので、是非合わせてご覧ください。
38個の塗装会社ホームページを4つのデザインテイストに分けながらご紹介しております。
https://www.gotta-ride.com/blog/2443.html
ホームページ制作で用意するもの、準備すべきこと
塗装会社のホームページをつくる際に、事前に用意するものや準備すべきことをご紹介します。事前準備をしておくことで、ホームページをつくる制作会社ともスムーズに話ができると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
素材を準備する
ホームページを作る際に必要なものが素材です。この素材は、ホームページをつくる前に、自社で用意し、全てそろっていれば、早くホームページが完成しますが、制作会社と一緒に戦略から考えて、制作会社に素材集めを依頼するのもいいでしょう。
ホームページに必要な素材は大きく分けて3つあります。それは、「写真」「文章」「ロゴ」です。
写真
写真は、スタッフの写真や、会社や展示場の写真、施工事例の写真や、お施主様の写真などです。写真の良し悪しで、ホームページの雰囲気が左右され、集客にも影響しますので、プロのカメラマンに撮影してもらった写真が好ましいです。
また、古い写真を何年も使い続けるのも、あまりいい印象を持たれないので、定期的に新しい写真に更新するようにしたほうが、よりホームページがいきいきとしてきます。
文章
文章は、キャッチコピーやタイトル、社長メッセージや選ばれる理由等、様々なコンテンツで使われます。社内で文章を考えてホームページに入れるのもいいですが、プロのライターを入れて、書いてもらった方が、よりお客様にぐっと刺さる言葉になり、集客がよりよくなるので、おすすめです。
ロゴ
塗装会社のロゴは、ホームページの左上(ヘッダー)や最下部(フッター)などに使われます。
すでに会社のロゴデータをお持ちであれば、制作会社に渡すだけでいいですが、ホームページをリニューアルするタイミングで、会社のイメージを変えたい・リブランディングしたいということであれば、ロゴのリニューアルも考えていいかもしれません。
過去のチラシや会社案内冊子、カタログなどを用意する
お客様が塗装会社に関する情報収集をするために、ホームページを見るということが主流になりましたが、チラシや書籍、カタログなどの紙媒体もまだ影響力があります。ターゲットや目的に応じて、各メディア媒体を組み合わせることが、集客を伸ばすための重要な方法になります。
ウェブとアナログ媒体の、一貫性を持たせるために、今までの紙媒体を用意し、ホームページにどう合わせていくのか、デザインや方向性はどうするのか決めていきましょう。
参考にしたい他社の塗装会社ホームページをピックアップ
ホームページ制作会社とサイトをつくっていく中で、言葉だけでホームページの見た目や構造をすり合わせしていくのは、難しいかもしれません。ですので、自社が参考にしたい、取り入れたいホームページをいくつかピックアップし、ストックしておきましょう。
この機能が欲しい・こんなデザインが好みなど、参考サイトと合わせて打ち合わせすることで、より希望のホームページがイメージしやすいので、用意しておきましょう。
サーバー・ドメイン情報がどうなっているか確認
もうすでに自社のホームページを持っている塗装会社の場合は、今のホームページの、サーバーやドメイン情報がどうなっているのかを確認しておく必要があります。
ホームページ制作会社の方から、事前にどうなっているのか聞かれると思いますが、以前のホームページ制作会社との契約書やパスワード情報などを、事前に用意しておくと、慌てずに済むので、事前に確認しておきましょう。
ゴッタライドが塗装会社のホームページをつくる場合
それでは、実際に塗装会社が、ゴッタライドにホームページの制作を依頼したときの流れや期間、費用などを少しだけご紹介します。ぜひ制作会社を選ぶ際の参考にしてみてください。
塗装会社のホームページ制作をする際の流れ
お問い合わせいただいてから、塗装会社のホームページが完成するまでの流れをご紹介します。なお、①〜③までに関しては、無料でさせていただいておりますので、お気軽にご相談ください。
①お問い合わせ
ゴッタライドのホームページのお問い合わせフォームまたは、お電話で、ホームページの制作依頼をお問い合わせください。
https://www.gotta-ride.com/contact
②初回打ち合わせ・ヒアリング(ウェブ会議)
お問い合わせがあった会社様から順番に、Zoomにてウェブ会議をさせていただきます。
お打ち合わせの内容は、現在のホームページ集客の状況やホームページに関するご希望、不満点など細かくお伺いさせていただきます。
③ご提案・お見積り(ウェブ会議)
初回のお打ち合わせでヒアリングさせていただいた内容をもとに、塗装会社1社1社に最適なホームページ集客の戦略やデザイン構成などをご提案させていただきます。ご提案と共に、費用がどれだけかかるのかも合わせてご説明させていただきます。
④ご契約・お申込み
ご提案内容や費用が合うようであれば、ご契約となります。もちろんお断りも可能ですので、お気軽にお申し付けください。
⑤詳細打ち合わせ、素材集め(ウェブ会議)
ご契約していただきましたら、詳細の打ち合わせをさせていただきます。ご提案させていただいた案をもとに、使いたい写真や文章をそろえ、完成に向けて土台をつくっていきます。
⑥制作
ホームページのデザインや構成などが確定したら、ウェブデザイナーやコーダーが実際にホームページを制作をさせていただきます。
⑦完成・公開
ホームページ制作後、誤字脱字やギミック、構成やデザインなどを確認をしていただき、公開になります。
⑧ホームページ運用・保守(ウェブ会議)
ホームページが完成した後も、追加修正や制作、反響状況の確認などの運用サポートも実施しております。
ホームページが完成する期間はどれくらい?
では、次に、塗装会社がゴッタライドにホームページ制作を依頼して、完成するまでにどれくらいの期間がかかるのかご紹介します。
前提として、ホームページ制作の期間は、規模やサイトの仕様、素材があるかないか、方向性が決められているかどうか等によって、大きく異なります。
ゴッタライドで最近、ホームページ制作をした15社のうち、ホームページ制作期間は平均で、151日(約5ヶ月)でした。そのうち、最短で90日(約3ヶ月)、最長で300日(約10ヶ月)です。1回の打ち合わせである程度ホームページの方向性が決まる会社もいれば、複数の打ち合わせを重ね、慎重に進めていく会社もいらっしゃいます。
制作期間が早ければいい、遅ければいい、というわけではなく、制作会社によっても、完成するまでにかかる時間が異なると思うので、ご参考程度にしていただけたらと思います。
塗装会社のホームページ制作費用の相場
最後に、塗装会社のホームページ制作の費用に関してご紹介します。
制作費用も、期間と同様に、会社の規模やサイトの仕様などによって大きく異なります。
費用の内訳や、価格帯、価格の特徴などに関しては、以下のブログでまとめていますので、合わせてご覧ください。
https://www.gotta-ride.com/blog/459.html
ゴッタライドの場合、塗装会社のホームページを、150〜200万円で制作することが多いですが、ピンキリです。社内スタッフが、短期間で制作する塗装会社のホームページもあれば、300万円以上かけている塗装会社があるのも事実です。
また、制作会社によっても、費用はピンキリで、内容も異なりますので、費用対効果を考えながら、自社に相応する費用をかけて、ホームページ制作を検討してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。集客できる塗装会社のホームページ制作について解説しました。
-
-
-
- ホームページの目的と役割を明確にしよう!
- 集客につながるコンテンツとは
- 塗装会社のホームページデザイン
- 事前に準備するもの
- ゴッタライドでホームページをつくる場合
-
-
これらについてまとめました。塗装会社のみなさまのお役に立てれば幸いです。是非ホームページを作るときの参考にしてみてくださいね!
ゴッタライドでは、随時お問い合わせやご相談を受け付けておりますので、ホームページのリニューアルや集客でお悩みの方は、お問い合わせフォームからお気軽にご相談くださいませ。