ホームページ制作
工務店のホームページ 参考になるおすすめデザイン37選 2022年版
公開日:2022/02/17
最終更新日:2023/02/03
こんにちは。
工務店、リフォーム会社のホームページ集客支援のゴッタライドです。
工務店がホームページを制作する際、どのようなデザインにしたらいいか悩むこともあるでしょう。
本記事ではデザインを系統に分類し、いくつか事例を紹介します。
ホームページ集客を目指すなら、デザインは好みで選ぶのではなく、会社のブランドイメージに合っているかどうかで判断しましょう。
ホームページのデザイン事例を見ながら、参考にしてみてください。
ご紹介する事例はゴッタライド制作、他社制作両方含まれております。
気になるデザインがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
反響が取れるホームページ デザインのポイント
デザインを重視する工務店がホームページ集客を目指すなら、3つのポイントを押さえておきましょう。
制作会社が努力することもありますが、工務店側の準備や理解が乏しいと期待したデザインが制作できないケースもあるので要注意です。
写真のクオリティがデザインレベルに反映される
特に工務店のホームページにおいて、写真のインパクトは大きいです。
建物の写真がホームページの印象を決めてしまうと言っても過言ではありません。
プロのカメラマンに撮ってもらったものはやはりクオリティが高いので、ホームページのデザインにこだわるならカメラマンの費用は見込んでおいた方がいいでしょう。
しかし、建築実績が少ない工務店の場合、きれいな写真を用意できないかもしれません。そんなときには素材集から購入するのも選択肢の1つです。
建物の外観写真は、実際に建てる家とギャップが生まれてしまう可能性があるので、内観写真を使うのがおすすめです。実績を作りながら、ホームページに使う写真もレベルアップしていきましょう。
「らしさ」を伝える
ブランディングに力を入れる工務店も多いですが、ホームページもまさに会社の個性が反映される媒体です。
自社の特徴や個性をホームページのデザインにも反映したいところです。本記事では、デザインのテイスト別に参考事例を紹介しているので、どんな雰囲気が自社に合っているのかを見つけていただければ幸いです。
特にトップページには、自社の強みが伝わるようアピールしたい内容を整理してからデザインについて考えるのも進めやすいでしょう。
事例やプランの分かりやすさ
ユーザーが工務店のホームページで最も確認したいことは、どんな家を建てているのかです。
イメージやライフスタイルをアピールしたいなら、建てた家に家具や小物など生活感を演出しないといけませんし、価格や建物の性能を訴求したいなら、数字などで分かりやすい表現をしましょう。
本記事で紹介しているサイトの中にも、参考になる事例が多く見つかると思うのでぜひご覧ください。
シンプル、ナチュラル系の工務店ホームページ
白をベースにしたすっきりしとしたデザインは、多くのユーザーに受け入れてもらいやすいです。
特にオシャレに見えるホームページは、余白の取り方とフォントの選択が秀逸です。レスポンシブ・デザインといって、スマホやPC、それぞれのデバイスで見たときにコンテンツのレイアウトが変わるのですが、いずれにおいても見やすく操作しやすいデザインが求められます。
株式会社 近藤建設興業
岡山市の近藤建設興業さまのホームページは、シンプルなレイアウトの中にセンスを感じます。
写真の見せ方と、シンプルなテキストの配置が絶妙で、会社の雰囲気がよく伝わります。
あまり情報を削りすぎると無機質で冷たい印象を与えがちですが、スタッフ紹介のページなど優しさとのバランスがいいです。
HOLIDAYS / 株式会社sumarch
ハウスボカンという名称で不動産業をされている株式会社sumarch の注文住宅事業部が「HOLIDAYS」です。
建物の写真がきれいで、特に室内写真には家具や人を収めることでライフスタイルをイメージしやすいです。
工務店ホームページのデザインには、写真が重要であることを実感する事例ですね。
株式会社 ベガハウス
鹿児島市で注文住宅を建てているベガハウスさまのホームページには、オシャレで個性的な実績が多数紹介されています。
横書きのテキストが多い中で、縦書きの文字が読みやすく新鮮です。
雑誌などのメディアにも紹介されるのも納得のホームページです。
iKKA / 株式会社ダイコーホーム
白とグレーをベースに、温かみのあるオレンジを差し色として使っているのがダイコーホームさまのホームページです。
特にシンプル系のデザインをめざすなら、色数は増やさないのがセオリーです。
また、自社の考え方やポリシーを紹介するコンテンツでは、読みやすく思いが伝わる表現があり、デザインとも一貫性を感じます。
HOKUO / 株式会社 北王 札幌、株式会社 北王 帯広
札幌と帯広の2拠点で展開されている北王さまのホームページは、差し色がネイビーで優しいフォントの雰囲気が特徴です。
オシャレすぎないというか、多くの人に受け入れられやすいデザインとなっています。これから個性を高めていこうという工務店にとって、参考にしやすいでしょう。
無印良品の家
みんなご存知、無印良品の家はシンプル・ナチュラル系の代表的なデザインです。
他の工務店ホームページと見比べると、写真の構図に特徴を感じます。一般的には家を中心とした写真が使われることが多いですが、無印良品のサイトでは、風景の中に建物が存在しているように感じます。
雑貨、家電、食品など、さまざまな角度からライフスタイルを提案している無印良品らしさがあります。
クール、スタイリッシュ系の工務店ホームページ
シンプル、ナチュラル系よりも、より尖ったデザインになっているものが、このカテゴリーです。
高嶺の花というと言いすぎかもしれませんが、ユーザーからちょっと憧れの存在を目指すような工務店が対象になるでしょう。
neie / 株式会社 洞口
愛知県に3拠点、岐阜県高山市、富山市で展開するneieさまのホームページは、ファーストビューに飛び込んでくる画像が特徴的です。
白をベースとしながらも、濃淡のコントラストがはっきりしています。
特にモデルハウスには、それぞれの世界観があり写真からもコンセプトが伝わってきます。
clasico / 株式会社野村建設
https://www.clasico-nomura.jp/
大正10年に創業した野村建設さまが clasico というブランドで新築事業を行っているホームページは、写真を表示する際に動きがあります。
初見では目を引きますが、あまり演出をしすぎると嫌うユーザーもいるので、そのバランスがよく考えられています。
施工実績として紹介されている住まいも、会社の所在地から少し離れたものもあります。
近くの建築会社では、想いが叶えられなかったので多少遠くても、この会社に依頼したんだ…というところも分かります。
サンプロ建築設計 / 株式会社サンプロ
黒をベースにライムグリーンを組み合わせたサンプロさまのホームページは、他の工務店とは一線を画するデザインです。
さまざまな工務店のホームページを見ていると、似たようなデザインテイストが多い中でユーザーの記憶に残るでしょう。
また、背景の見せ方もうまいので、シンプルに引き算しながらもオシャレな印象を与えています。
YAMAJIHOME / 株式会社ヤマジホーム
徳島で注文住宅を扱うヤマジホームさんのホームページは、シンプル・ナチュラル系に近いですが、水色や明るいイエローも組み合わされた特徴的なデザインです。
ロゴマークに使われているフォントをベースに、文字はシンプルに表現されていますが、スペースの空け方が絶妙でオシャレな印象を与えています。
COM-HAUS / 株式会社コムハウス
熊本で注文住宅を扱うコムハウスさまのホームページは、メインビジュアルで使われている動画のインパクトが大きいです。
キャッチコピーなど文字を入れていませんが、家を建てている現場を大切にしている印象を与えます。
全体的にゴシック調のフォントを使い、男らしい雰囲気も兼ね備えたデザインテイストと言えます。
かっこいい、ワイルド系の工務店ホームページ
シンプル、ナチュラル系よりも趣味にこだわりたい人などに支持されそうなのが、このカテゴリーです。
がっしりした太めのフォントを使ったり、黒っぽいダークカラーをアクセントに使ったりすることが多いです。
ガレージやアウトドアなど、男らしい印象を与える写真が使われるイメージです。
UDhome / ユーディーホーム株式会社
栃木、福島、茨城で4つ拠点展開をしているユーディーホームさまのホームページでは、メインビジュアルに「ちょっとかっこいい暮らしをデザインする」と記載され、サイトのデザインにもかっこいい感じが反映されています。
建てている家のタイプも、北欧スタイル、和モダン、アメリカンなどさまざまですが、ちょっとかっこいい暮らしというコンセプトに一貫性を感じます。
Gumma Biken Style House / 株式会社 群馬美建
群馬県で注文住宅を建てている Gunma Biken さまのホームページは、個性的なロゴマークがファーストビューで飛び込んできます。
ナチュラルカラーの配色と、個性的なフォントやイラストがロゴマークとマッチしています。
しいて苦言を呈するのであれば、スタッフ写真です。スーツを着た営業さんは、少し違和感を覚えます。
サイトのデザインにこだわるのであれば、細部の写真にもひと手間かけたいところですね。
USMORE / 有限会社遊友建築工房
兵庫県で注文住宅を中心に展開するUSUMOREさまのホームページは、車好きな方や趣味を持った方にグッとくるデザインです。
やはりデザインの起点となるのは、会社のロゴマークと言えます。
どのような想いが込められているのか、その経緯がホームページのデザインにも反映されるでしょう。
三光ホーム株式会社
相模原市にて、注文住宅から建売、リフォーム、リノベーションまで行っている三光ホームさまのホームページは、事業が幅広いのにデザイン・テイストがブレていません。
ビジネスチャンスを感じたから…という理由で、事業の幅を広げた結果コンセプトが薄まり、会社の強みが薄れてしまいがちです。
ホームページのデザインにこだわる際に、事業の方向性を定めることの重要性を感じる事例と言えるでしょう。
Balhaus / 株式会社バルハウス
浜松市にて注文住宅を営むバルハウスさまのホームページは、白を基調にしながらも要所要所に明るい黄色を配置したデザインです。
かっこいい・ワイルド系の中でも、個性は少し抑えめでナチュラル系に近いポジションと言えます。
トップページに「年間8棟しか建てられませんんが…」という記載があり、規模ではなく丁寧さをアピールしているところが、ホームページのデザインにも反映されています。
株式会社 家ZOU
背景の白に対し、強いゴシック調のフォントや黒い太めの枠線を用い、力強さを演出しているのが家ZOUさまのホームページです。
建てている家にも、黒のアイアンパーツが使用されているので、そのイメージともつながっています。
かっこいい・ワイルド系のホームページは、趣味を持つ方を対象にするケースが多いので、車やバイク、自転車などが写った写真も共感を呼ぶポイントと言えます。
顔が見える、フレンドリー系の工務店ホームページ
家のデザインや性能が良いのは当たり前で、さらに魅力をプラスしたい工務店が実施していることが多いです。
スタッフやお客様の顔写真があるホームページは、強いインパクトがあります。
カメラマンに頼むなど、ちゃんとした機材で撮影します。
顧客満足、従業員満足が実践できている会社しかできない手法なので信頼感も高くなりますし、会って商談を進める際にもメリットが大きいでしょう。
株式会社 楓工務店
フレンドリー系の工務店サイトは、商品としてのハードとそれを支える人材のソフトの両面が充実している会社しか取れない路線です。
その代表的な例として挙げられるのが奈良の楓工務店さまです。
フォント、写真素材、人の見せ方、スクロールしたときに魅せるアクションなど、一度話を聞いてみたいと思わせる要素が散りばめられています。
OFFICE HANAKO / オフィスHanako株式会社
日本でもあまり類を見ないスタッフのほとんどが女性という OFFICE HANAKO さまのホームページは、自社の強みや個性をデザインにも反映されています。
やさしい配色とフォントに親しみを覚えるユーザーも多いでしょう。
ホームページで与える企業イメージと、来店時にスタッフと会ったときに与える印象に一貫性があるのではないでしょうか?
建築業界でも、ブランディングという言葉がよく使われますが、小手先ではなく本質的なところまでユーザーに見極められる時代です。
echo art / 有限会社 エコーアート
浜松市のエコアートさまのホームページは、メインビジュアルに個性的な写真が配置されています。
メインビジュアルのすぐ下に家を建てられたお客様の写真が並んでいるところが特徴です。
個性が強い住宅の場合、好き嫌いがはっきりするのですが、実際に家を建てた方の笑顔が並んでいるとユーザーの間口も広がるでしょう。
事業規模を求めるよりも、個性とお客様満足を求める工務店には参考になるデザインです。
ARRCH / 有限会社マルハ白都建設
「ちょっとカッコよく、高品質な住宅を、手の届く価格で叶える。」が、ARRCH(アーチ)さまのコンセプトです。
ホームページのデザインにも、その個性が随所に反映されています。
特に、お客様の声を動画コンテンツとして紹介しているところに安心を感じる方も多いでしょう。
写真であれば、レタッチによって多少盛れるところはあるのですが、動画掲載に協力してもらえる関係づくりと満足されているお客様の姿を感じられるところに強みを感じます。
株式会社工匠
https://www.shimousa-kousyou.com/
千葉県で注文住宅を建てている工匠さまのホームページは、家づくりの現場で働く職人さんたちを全面にアピールしています。
大工集団という個性をホームページのデザインにも反映していますが、ユニフォームが与える印象を再認識させられます。
顔が見えるホームページを目指すなら、働くスタッフの皆さんが商品であることを感じさせられますね。
健幸工房シムラ / 有限会社シムラ
青梅市の健幸工房シムラさまのホームページは、見た目を演出しすぎない等身大の姿が反映された印象を受けます。
ロゴマーク自体はシンプルですが、全体的に温かみを感じるデザインです。
シンプル・ナチュラル系に近い印象を受けますが、自社の特徴をちょうどいい感じでデザインに反映されています。
BELLE HOME / 佐藤建設株式会社
ホームページのファーストビューで重視されるメインビジュアルが非常に良くできているのがベルホームさまのホームページです。
展示場にもモデルハウスがあり、オシャレな家を建てているのですが、温かみを感じるデザインに仕上がっています。
お客様やスタッフの顔写真の見せ方が参考になると感じます。
ポップ、カジュアル系の工務店ホームページ
シンプル、ナチュラル系よりもカジュアルな雰囲気を演出したいのがこのカテゴリーです。
メインビジュアルやアイコンなどにイラストを使ったり、コンテンツのレイアウトを工夫したり、動きを出したりすることで他の工務店とは一線を画す印象を与えられるでしょう。
デバイスごとのページレイアウトの最適化や、ユーザーが戸惑わない操作性なども両立しながら個性をアピールしましょう。
あめいろ工務店 / 株式会社さかぐち 住宅事業部
工務店のホームページにおいて、メインビジュアルにイラストを採用するケースは少ないのですが、うまくハマっているのがあめいろ工務店さまです。
写真を使うのに比べて、イラストで表現するにはデザイナーとのやりとりも多くなるでしょうし、コンセプトも明確にしないと具現化しません。
その他のアイコンで使用されているイラストにも、会社の「らしさ」が反映されていて、非常に個性的なデザインになっています。
ロハスイン / 株式会社 ハヤシ工務店
千葉県のハヤシ工務店さまのホームページは、建築会社のホームページのセオリーを逸脱したデザインです。
多くの色が使われているのにゴチャゴチャした印象を与えないのは、ページをスクロールするごとに配色を変えているのがポイントです。
無添加の家 / 豊和建設株式会社
シンプル・ナチュラル系に近いデザインながら、アイコンやフォントの使い方によってポップに仕上がっているのが、無添加の家さまのホームページです。
サイトの配色と、イラストのバランス、やわらかいフォントとの組み合わせが「無添加」という会社のコンセプトと一貫しています。
ビルダー、ハウスメーカーのホームページ デザイン
ホームページのデザインは、工務店のマーケティング戦略がそのまま反映されます。
小さなマーケットを狙っていくなら個性を強め、ユーザーの好き嫌いがはっきり分かれるものにした方が効率的です。
一方、地域ナンバーワンのホームビルダーのようなポジションを狙っていくなら、ホームページのデザインもそれに合わせて変えるべきでしょう。
ビルダーやハウスメーカーのホームページにはどんな要素があるのか参考にしてみてください。
TamaHome / タマホーム
ローコスト住宅で一気に販売数を広げ、その後ポジショニングを変更して展開しているタマホームさまのホームページは、知名度を活かしつつ会社のことを深く知ってもらうための工夫が反映されています。
特にビルダー、ハウスメーカーのホームページは、ユーザーに嫌われないデザインやコンテンツを載せるので、個性が失われがちです。
しかし、タマホームさまのホームページではイラストを組み合わせたフレンドリーさに加え、安心感と他社には真似できないような表現があり、独自性を感じるデザインとなっています。
CLASIS HOME / クラシスホーム株式会社
東海4県において、注文住宅施工棟数No.1のクラシスホームさまのホームページは、自社の強みがしっかり表現されたデザインです。
地域No.1ビルダーとしての実績、人材、店舗など、他の工務店よりも全方位においてワンランク上であるようなイメージを与えています。
ハウスメーカー、設計事務所、地場の工務店などの競合比較したポジショニングがホームページのデザインやコンテンツに反映されており、軸となる戦略を感じます。
アーキ ホームライフ / 株式会社ホームライフ
大阪、兵庫、京都の有力ビルダーであるアーキホームライフさまのホームページは、複数のエリアで展開する工務店にとって参考になるでしょう。
一般的にエリアを広げると、中身が薄まってしまい地場の工務店の個性に押されがちです。
しかし、アーキホームライフさまの場合、イベントやレビューを見ても拠点ごとに機能しており、強みになっています。
当たり前のことが徹底されていることが感じられるのも重要なポイントです。
Life Design KABAYA / ライフデザイン・カバヤ株式会社
https://lifedesign-kabaya.co.jp/
ライフデザイン・カバヤさまのホームページは、中四国ビルダーランキングにおいて4年連続No.1の実力を感じるデザインです。
住宅事業以外にも、グループとして食品やゴルフ場運営、教育を行っており、他の工務店とは知名度が異なるでしょう。
ホームページからも他社とは格が違うといった印象を与えるデザインになっています。
石友ホーム
https://www.ishitomo-home.co.jp/
北陸で着工棟数No.1の石友ホームさまのホームページは、落ち着いたトーンで安心感を与えるデザインです。
地域ナンバーワンビルダーの場合、奇をてらう必要はなく、住宅会社として王道のデザインで安心感を与えるのがセオリーです。
小さな工務店のホームページ デザイン
年間10棟くらいを目指す、小さな工務店はどのようなホームページのデザインが良いのでしょうか?
規模の大きな工務店ホームページと同じくらいのコンテンツを用意するには、写真素材として準備できる実績も、予算も限りがあるでしょう。
質の低いコンテンツをたくさんつくるよりは、ページ数は少なくてもデザインのクオリティを落とさないのをおすすめします。
株式会社 渡辺建設
注文住宅、規格住宅を扱う岐阜の渡辺建設さまは、従業員数7名の工務店です。
ものすごくオシャレな訳でもカッコイイ訳でもないけど、毎日が少しずつ楽しくなるという代表のメッセージがデザインにも反映されています。
小さな工務店の場合、客観的に自社分析ができず、メッセージに一貫性がなかったり、バラバラな印象を与えてしまったりすることがありますが、渡辺建設さまのホームページは、等身大の姿が反映されているように感じます。
オノブンの家 / 小野文商工 株式会社
https://www.onovn-mutenka.com/
宮城県で唯一、無添加住宅モデルハウスを有するオノブンさまのホームページは、白を基調に差し色のグリーンが映えるデザインです。
どうしても小さな工務店の場合、実績や写真素材が少なくなってしまうのですが、その分を補うためにメッセージや想いが込められています。
万人受けするよりも、一部の方にファンになってもらうことを考え、ホームページのデザインも意識したいところです。
NARAYA / 奈良屋建設 有限会社
岐阜でリノベーションをメインにしている奈良屋建設さまの新築ホームページの事例です。
モデルハウスを持たない工務店の場合、ホームページに掲載する写真や事例で困ってしまうこともしばしばです。
外観写真がなくても、建てている家の世界観をホームページで伝えることができています。
デザインを作る前に、会社のコンセプトが重要であることが分かる良い事例だと感じます。
WOODBOX高知 / 株式会社 和幸
オシャレなローコスト住宅というコンセプトで、WOODBOXを販売されている事例です。
規格住宅としてのWOODBOXさんの世界観がホームページに反映されています。
そこにプラスして、自社のスタッフの人柄やお客様にメリットを感じていただけるようなキャッチコピーなどがデザインに加わっています。
本部ホームページの縮小版になってしまいがちな規格住宅サイトの良い事例と言えるでしょう。
株式会社 MIYOSHI
大工集団というコンセプトのMIYOSHIさまのホームページは、メインビジュアルのムービーが個性的です。
家を建てている姿にフォーカスを当てることで、現場が分かっている会社という印象を与えています。
実際にお客様とお会いするときにも、一般的な営業マンとの違いを感じてもらえる商談になっていると想像します。
自社の強みをデザインに反映している良い事例と言えるでしょう。
まとめ
工務店ホームページのデザインを分類し、「シンプル・ナチュラル系」、「クール・スタイリッシュ系」、「かっこいい・ワイルド系」、「顔が見える、フレンドリー系」、「ポップ・カジュアル系」の5つのカテゴリーに分けて紹介しました。
視覚化するならば、上記のように「シンプル・ナチュラル系」を中心に考えると、それぞれのテイストが捉えやすくなるでしょう。
自社の特徴や個性を考えて、どのあたりを狙いたいのかを整理するとデザイナーとも話が噛み合い、ホームページのデザインにも反映されやすくなります。
デザインって、なかなか言語化するのが難しいので参考にしていただければ幸いです。