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工務店、リフォーム会社のホームページに欠かせないキラーコンテンツとは
公開日:2021/07/28
最終更新日:2024/10/15
こんにちは。
工務店、リフォーム会社のホームページ集客支援のゴッタライドです。
ネットサーフィンしていると、様々なホームページを見ることができます。
見た目はキレイだけど、中身が無く薄っぺらく感じてしまうサイトもあれば、デザインやコンテンツに引き込まれてしまって知らない間に時間が過ぎてしまうサイトもあります。
これらのサイトにはどのような違いがあるのでしょうか?
この違いがうまれる要因の1つは、キラーコンテンツです。
自社の強み、顧客のベネフィットを分かりやすく伝え、ユーザーの共感を生むようなコンテンツは、工務店やリフォーム会社にとっても欠かせません。
本記事では、キラーコンテンツの事例と作り方についてご紹介します。
キラーコンテンツとは?
キラーコンテンツとは、『killer(驚異的な、すごい)』と『contents(内容、中身)』を組み合わせた言葉です。
マーケティング的には「対象となるユーザーを魅了し、コンバージョンに導くコンテンツ」と言えます。
- ユーザーの心を掴み、グッとくること。
- 問い合わせや資料請求など、行動したくなること。
の2つの要素を満たしているコンテンツになります。
キラーコンテンツの例
一般的にキラーコンテンツとして挙げられるものを紹介します。
ECサイトやBtoBなど、全般的なジャンルにあてはめることができます。
- クチコミやレビュー
- 導入事例、活用事例、ユーザーインタビュー
- 商品、サービス紹介
- 専門家による評価、第三者による認定
- 競合比較
- プラン比較
工務店やリフォーム会社のホームページでも、上記に該当するようなコンテンツは作れそうです。
しかし、ページとして在るかどうかではなく、ユーザーの心をつかむパワフルなものになっているかが重要です。
キラーコンテンツで押さえておきたいポイント
ユーザーを魅了し、コンバージョンに導くようなレベルにするためには、押さえておきたい点が2つあります。
改めて、自社ホームページにキラーコンテンツと呼べるものがあるかどうかチェックしてみましょう。
ユーザー目線になっているか?
売り手側の目線で作られたコンテンツは、ユーザーには刺さりません。
自社のサービスを売り込むコンテンツではなく、ユーザーがどんな悩みを抱えているか、それを解消するにはどんな方法があるか、といった視点が必要です。
お客様インタビューやクチコミが重視されるのもご理解いただけるでしょう。
分かりやすく、差別化できているか?
ユーザーが比較検討するのは当たり前の時代です。
住宅やリフォームという高額商品を扱っているので、いろいろなホームページを見て回っているでしょう。
その際、(どこの会社も一緒に見えてきた・・・)となってしまうのは避けたいところです。
自社の特徴や強みが、分かりやすく伝えられているかが重要です。
特に、読まなくても、見ただけで分かるような表現が理想的です。
キラーコンテンツの作り方
次にキラーコンテンツの作り方について説明します。
先述のとおり、キラーコンテンツ作りには「ユーザー目線」と「わかりやすさ」、「差別化」が重要です。
2つのアプローチ方法を紹介します。
コンバージョンしているユーザーの行動分析からニーズを把握する
過去に問い合わせがあったユーザーが、どんなコンテンツを見ていたのかを把握することで、興味関心を知ることができます。
Googleアナリティクスを使った具体的な方法を紹介します。
コンバージョンに至ったユーザーに絞り込み
Googleアナリティクスでは、問い合わせなどコンバージョンしたユーザーに絞り込んだ行動分析をする機能があります。
下の画像に示した〔セグメントを追加〕ボタンから設定できます。
「コンバージョンに至ったユーザー」にチェックを入れて〔適用〕ボタンをクリックします。
集計期間を設定
コンバージョンに至ったユーザーに絞り込んでしまうと、対象となるユーザーが極端に少なくなってしまうので、集計期間を伸ばします。
日付のところをクリックすると、集計期間が設定できます。
最大90日まで自由に指定できます。
閲覧ページを確認
サイドメニューから〔行動 >> サイトコンテンツ >> すべてのページ〕をクリックします。
コンバージョンに至ったユーザーが、どのページをよく見ているかが一覧で確認できます。ユーザーがどんな情報を求めているか、知りたいコンテンツを把握しましょう。
お客様インタビューで購買理由をヒアリングする
工務店やリフォーム会社のホームページでも、「お客様インタビュー」はよくあるコンテンツです。
一般的には、自社の良いところをお客様に語っていただいたり、満足感を伝えて安心していただいたりするために作ることが多いです。
インタビューにご協力いただけるお客様とは、人間関係もできているはずなので、もう少し突っ込んだ質問をしてみましょう。
住宅会社は、他にもいろいろあるのに、なぜ当社をお選びいただけたのか?
当社に決めた理由を聞いてみましょう。
私どものクライアントのリフォーム会社さまで、実際にOBさんに向けて調査を行ったケースがあります。
集計してみると、社長がこだわっていた点とは別の部分が決め手となっていた、という衝撃の事実が判明し、ホームページのコンテンツの見せ方を根本的に見直ししたケースもあります。
- 価格がお値打ちだった
- スタッフの人柄が良かった
- 経営理念、会社の考え方に共感した
- 技術力が高いと感じた
- 実績やクチコミが豊富で安心できた
- デザインが自分の好みに合った
- 提案力があり、柔軟な対応をしてくれた
- 他にまともな建築会社が見つからなかった
という選択肢を用意し、アンケートを実施してみてはいかがでしょうか?
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まとめ
今回の記事では、工務店やリフォーム会社のホームページにおけるキラーコンテンツについてご説明しました。
キラーコンテンツとは「対象となるユーザーを魅了し、コンバージョンに導くコンテンツ」のこと。
ユーザー目線で、他社との違いが分かりやすく表現されているかどうかがポイントとなります。
キラーコンテンツを作るには、Googleアナリティクスを活用してコンバージョンに至ったユーザーの行動分析や、お客様インタビューなどによって、ユーザーニーズを把握するところから始めましょう。
ユーザーはホームページを比較検討し、魅力的に感じた会社にしか問い合わせしません。
言い換えると、ホームページのレベルが低いと足切りにあってしまい、土俵に立つことさえできない状況になっています。
キラーコンテンツのレベルを高め、反響獲得をめざしましょう!